笑っちゃうかもしれんが、これが私の人生感の根本である。

 ある意味主体的でなく聴こえる。人間は、とても相対的な存在だと思うのだ。なんていうか、例えば石が石になったのは、最初に石になろう(しよう)って定義してなったわけではなくて、他の物質の生成過程で分子構造がぶつかり合いがら、結果的に石は石に、土は土に、空気は空気にと落ち着いてきたのではないかなと。つまり、石の成り立ちには周辺の物質すべてが関係しながら合意を形成していった結果ではないかと。同じように、人間が人間になったのは、猿が人間じゃないから、相対的に人間なのであってというように、全ては何かとの関係の中にあって、単独では存在し得ない。僕が僕なのは、他の人が僕じゃないから。自分を探すためには、周囲との関係を 意識しないと探せないということ。
僕の前にいるキミは僕が後ろを向けば後ろにいるし、左にいるあなたの向こうに移動すれば右になる。

凝り固まった考えを捨てようということ。

先日、社員のTが僕の思い込みをいい意味で破壊してくれて嬉しかった。ウチはECサイト構築を生業にしているが、デモ用の素っ気無いサイトは客先に見せるのが恥ずかしいと思い込んでいた。しかし彼曰く。「このデザインのないサイトでも、実際の様々なデザインのサイトに改造できる!柔軟性の高い証拠ですよ」なるほど・・・久々に目からウロコ 笑

一方逆もあり。いろいろ多機能なことは特徴がないということ。

しかしそれすら顧客の必要な機能に絞って説明すればよいし、 切り売りの可能性だってある。

凝り固まるな。柔軟にいこう。やがては自分のポジションが形成されてくる。