顧問先の大学のCIOはイスラエルの大学で教鞭をとっていたこともあり、ご子息も在イスラエルだ。その息子さんから電話があった。聞けば、顧客であったベンチャーに乞われて日本法人の社長になったという。同時に本社の副社長にもなり、米国で講演もこなしてきたらしい。電話の用件は、最低限のIT化が必要なのでしばらくコンサルしてくれないかということ。嬉しい話だが本業不調のこの時期だ。躊躇する要素もあるが一応話しをきくことにした。

直後に父であるCIOともあった。「最近、息子は何しているか?」と僕に聞くなよ 笑
社長になって・・・云々と説明してあげると、「気にいらないな」と笑う。親父としてはあまり出世されると親の威厳が保てないと。そういえば、息子も同じようなことを聞いていた。「オヤジと会うんだって?なにしてんの?」と聞かれたので、「xxxxx(極秘事項)xxxですよ」と説明すると、「またそんなことをしてヒトヤマ当てようとしてるのか」と。「おとなしくしておけよ、といっておいてください」と伝言。

この親にしてこの子ありだ。
少し羨ましい。