東京ディズニーリゾートは、千葉なのに東京とつくのはなぜだ?というアリフレタ疑問の前振りは書いていて恥ずかしいくらい使い古されているが、いずれにしても相変わらず混んでいる。クリスマスシーズンを控え、学校も休みになり、カップルのムード盛り上げ儀式の定番として、あるいはおじいちゃん、あばあちゃんどこかいこうよという誘いに結局孫の行きたいところとなり、世界で一番長い時間を必要とする待ち行列を作り出している。

 さてこんなに人気があるのだから業績もうなぎのぼり。。。と思うが、物理的許容量のある装置産業。多くの人を入れると満足度が落ちて客離れにつながる。故に入場制限を設けるので、結果的に入場料の収入は一定のところで頭打ちとなる。次なる収入は、入場者が使う食事代、お土産代。これも、一定量になれば頭打ちとなる。

次の収入の増加策は、宿泊施設を巻き込むこと。周囲にはオフィシャルホテルを増やして、滞在を長くして複数日に渡らせれば、入場料は増え、結果的に単価UPになる。

というわけで収入を増やしきってしまえば、収益の増加のためには、コスト削減に向かうしかなく、設備投資軽減や減価償却終了などの情報が株価に反映される傾向となる。季節変動は気分として株価に反映するが丁度今がそうであるように、小幅のボックス相場になるのだろう。コスト削減ニュース待ち。

そういえば、以前は若いキャストが多かったのに、最近はレジの担当者がオバチャン(たまにおじちゃん!)になっている。ダンサーたちもベテラン揃い。アリエルも年食った。

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