経理をやっている嘱託のおじさんは、年齢のせいもありパソコンが苦手だ。
今回はどうもメールが送れないらしい。いろいろと電話でサポートしたが、ついに事務所まで伺うことにした。



「遅くなりました」
「やあ、悪いね。そのままにしてあるよ」
「じゃあ早速やってみてください」
「うん、新規作成して・・・」

 ここで注意してデスクトップを見れば気がついたのだが、こちらも手元を見ていたので気がつかなかった。


「で、これで、送信を押すんだよね」
「そうです」
「よし・・・・送信!!」

あちゃーーーー原因がわかった!

 なんと経理のおじさんは、メール作成画面の送信ではなく、Outlookの本体画面の送受信を押していたのだ。新規作成のWindowは小さい。その結果、送受信を押すとOutlook本体が前面に出てきて、新規作成画面は作成途中のまま、背面に隠れてしまう。よく見ると、Windowsのデスクトップ下部にあるタスクバーには、先ほどから何度も送信を試みた新規作成メールの送信前のアイコンが20個以上出ていた。

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こういうサポートは遠隔で行いたいなぁ。遠隔で制御できるツールはセキュリティに問題があるけど、いいのがないか・・・と探していたら。

あった!!

To be continue.