このカタカナ表記は正確でないかも。でも、何度
聞いてもそのように聴こえる。反復すると「Low!
(Noの意味)」と言い直される。でも、やっぱりバッ
ト・ミツバと聴こえる。
(※追記
実は、男の子はバルミツバ、女の子はバット
ミツバというのだった。 僕は混同していて、い
つも間違えていた。)
日本でいうと成人式のような、年齢では七五三
のちょっと上版のような。男の子は13歳、女の子
は12歳になると宗教上の責任を負うことができる
ようになり、そのお披露目の儀式兼パーティーで
ある。選挙権は18歳なのだが、丁度難しい年齢を
迎えるこの時期に、自分たちがどのように、どこ
まで責任を負えるのかを自分で考え、感じ、自分を
確立していけるようになってほしいという願いが込
められている。
出席者は非常に多く、大抵500人近くいるらしい。
つまり、この年齢になると地域の人、親の関係者、
政治家なども含めて、子供たちは顔を正式に知ら
れることになる。
僕が出席したバットミツバは女の子のものだった。
彼女はトーラーという教典から自分で選んだ一節を
朗読し、自分の意見を述べて、立派な挨拶をした。
日本でいうと12歳。僕の長女も12歳だが、比較すると、
体はともかく精神的にはあまりの幼さに、日本やば
いぞ!と思わざるを得ない。
僕を連れて行ってくれた友人いわく
「大人になりなさい。でもまだ、あれは
しちゃだめ。これはしちゃだめ、という矛盾の中に
入る時期の子供たちが、自分と社会とに折り合いを
つけていくことを理解していく年齢」だそうだ。
ここで500人近くいる参加者はご祝儀を包んでくる
が相当な金額になる。
両親はこのお金で子供を海外旅行に連れて行き、
自分が世界の中で、どんな位置づけにいるかを
体感させるという。英語は10歳から習うので、日
常会話は問題ないから、イスラエルの子供たちは、12?13歳で世界を意識し、「学校TOPや県のTOP」ではなく、無意識的に「世界」を”意識”して成長していくことになる。
日本では、そうした自覚を持たないまま、思春期を過ごし、世間にデビューしないまま、自覚もなく、「少年A」から突然18歳・20歳と法的に「大人」になる。新年に渋谷でハメをはずす光景、駐車場でたこ踊りをするチームの映像を見て、恥ずかしく悲しくなってしまった。
ウチの娘は中学受験の勉強中。思わず考えてしまう。
聞いてもそのように聴こえる。反復すると「Low!
(Noの意味)」と言い直される。でも、やっぱりバッ
ト・ミツバと聴こえる。
(※追記
実は、男の子はバルミツバ、女の子はバット
ミツバというのだった。 僕は混同していて、い
つも間違えていた。)
日本でいうと成人式のような、年齢では七五三
のちょっと上版のような。男の子は13歳、女の子
は12歳になると宗教上の責任を負うことができる
ようになり、そのお披露目の儀式兼パーティーで
ある。選挙権は18歳なのだが、丁度難しい年齢を
迎えるこの時期に、自分たちがどのように、どこ
まで責任を負えるのかを自分で考え、感じ、自分を
確立していけるようになってほしいという願いが込
められている。
出席者は非常に多く、大抵500人近くいるらしい。
つまり、この年齢になると地域の人、親の関係者、
政治家なども含めて、子供たちは顔を正式に知ら
れることになる。
僕が出席したバットミツバは女の子のものだった。
彼女はトーラーという教典から自分で選んだ一節を
朗読し、自分の意見を述べて、立派な挨拶をした。
日本でいうと12歳。僕の長女も12歳だが、比較すると、
体はともかく精神的にはあまりの幼さに、日本やば
いぞ!と思わざるを得ない。
僕を連れて行ってくれた友人いわく
「大人になりなさい。でもまだ、あれは
しちゃだめ。これはしちゃだめ、という矛盾の中に
入る時期の子供たちが、自分と社会とに折り合いを
つけていくことを理解していく年齢」だそうだ。
ここで500人近くいる参加者はご祝儀を包んでくる
が相当な金額になる。
両親はこのお金で子供を海外旅行に連れて行き、
自分が世界の中で、どんな位置づけにいるかを
体感させるという。英語は10歳から習うので、日
常会話は問題ないから、イスラエルの子供たちは、12?13歳で世界を意識し、「学校TOPや県のTOP」ではなく、無意識的に「世界」を”意識”して成長していくことになる。
日本では、そうした自覚を持たないまま、思春期を過ごし、世間にデビューしないまま、自覚もなく、「少年A」から突然18歳・20歳と法的に「大人」になる。新年に渋谷でハメをはずす光景、駐車場でたこ踊りをするチームの映像を見て、恥ずかしく悲しくなってしまった。
ウチの娘は中学受験の勉強中。思わず考えてしまう。