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2004年09月

11

ビーチハウスホームレス

ワイキキのビーチ沿いにある屋根のあるベンチ。
いつもホームレスらしき人たちがチェス
を打っている。顔見知りどうしなんだろう「Hi!There!」と
声をかけて「昨日の続きだな」と手早く駒を並べている。



ちょっと太目のおばさんがデイパックを下げてはいってきた。
4人用のテーブルにどかと腰を掛け海をぼんやり見ている。
一瞥を投げるチェスのおじさんと二言三言憎まれ口をきいてから
また海を見ている。

この場所は浮かれたビーチの喧騒とは
別の空気と時間が流れているようだ。
足をとめていた僕に娘たちが声をかけた。
6

名残惜しい海

海の無い県、山の地方に生まれたからだろうか。
海にくるといつも去るのが名残おしい。それは明らかに
山を降りるよりも海を後にするのが名残おしいのだ。
帰り支度をしたあとにも、ちょっとサンダルを洗ってくる
なんていいながら、波打ち際に来ている。
カニがいるかも?なんていいながら岩場を覗いている。



朝早く海にいくよりも、誰よりも遅くまで海にいたい。
最後までいることで所有権を主張しているように
自己満足に近く、いや、自己満足そのもので最後まで
海にいたいのである。

部屋に帰れば夕食のあとも
嫉妬深く最後まで自分がいた海を見守っている。
気がつけば隣の、向かいのラナイ(ベランダ)にも
似たような影がポツリ。ポツリ。
5

雲の上の山

ハレアカラ火山は富士山と同じくらいの高さがあり
山頂まで車で登頂することができます。
頂上に上ると雲の上から見る海が見えるのです。



写真の手前は地面ですが、その向こうに雲海が見えます。
そしてUFOのように見える太陽が沈もうとしているところが
海です。

壮大な地球の風景を見ていると宇宙的な音が聞こえてくる
ような気がします。かつて空海は四国の山中で修行した際
洞窟を通して見えた「空」と「海」の境目に悟りを開き、
自身の名を「空海」としたといわれていますが、ハレアカラ
の山頂だったら雲海になったかもしれません。

※フリーンフラッシュは一瞬だったため撮影できませんでした。
 残念・・・
4

銀剣草

英語では、Silver Sordというこの植物。



葉には水分がないのではないかというくらいカサカサで
鉄腕アトム「イワンのばか」の月世界に咲いている(空想の)
植物を思わせる。実際、これを撮影したハレアカラ火山火口は


地面を撮影すると本当に月面に見える。


「今年は狂い咲きなんです」ガイドの人が言う。
あちらこちらに、この銀剣草の花が咲いている。
その姿は宇宙人のようで決して美しいとはいえないが



「あと何年かしばらくは花が見られないでしょうね」
というくらいあちこちで咲いている。
銀剣草は中々花をつけないらしい。

山頂に近くなるともう外気は冷たい。
夏なのに夜に備えてダウンジャケットが用意されている。
3

JALクレーム実況

JALともめた場面を記憶を辿って再現してみます。

Honolulu空港。JALの専用ラウンジ。受付を挟んで
左がエグゼクティブクラス。右がエコノミークラス。
受付で搭乗券を出す。

JAL「はい。ではこちらのエグゼクティブの方は左の
ラウンジを、エコノミーの方は右のラウンジをご利用
ください。」
emans「はぁ・・・あのぅ、子供2名がエコノミーなんで
別々になっちゃうんです。一緒でもいいですよね?」
JAL「いえ。こちらの搭乗券はエコノミーなのでエグゼク
ティブのラウンジはご利用になれないんです。」
emans「いや、だから子供2人だけで利用しにくいんで・・」
JAL「エグゼクティブの方は両方ご利用になれますから
ご一緒にエコノミーへどうぞ」
・・・
emans「あ!そう!わかった!じゃ、エコノミーへ行こう!」



(エコノミーは満席。対してエグゼクティブ用はガラガラ。
加えて、ジュースのサーバーが壊れる。修理やさんがきている。
相席多数。くつろぐ雰囲気じゃない)

emans「向こうに行ってお菓子もってくるわ」
・・・
(お菓子をとって受付前を通過)

JAL「あ!お客さま。それはエコノミーには持ち込めません」
emans「なんで?」
JAL「それは、エノコミーにはないんです。それを見たお客さま
が、あれはなんだということになってしまいますので。不公平
になりますので」
emans「なんで?エグゼクティブの人が食べるんだから不公平じゃ
ないでしょ?」
JAL「いえ、そういうきまりなので」
emans「実質的に子連れのエグゼクティブは実際のエグゼクティブ
の扱いされないってことじゃない?」
JAL[お気持ちはわかります」
emans「わかるんだったら、改善しなよ」
JAL「すいません」
emans「じゃ、これいらない」
(お菓子を返す。だって、もとのキッチンに戻すわけにもいかない」
JAL「あ、では機内で召し上がってください」
emans「いらない」

この間、エグゼクティブクラスはガラガラであった。
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