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くるべきときが

やってきた。
もう後戻りはない。

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大当たり??
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難しさ

時に親会社との利害対立が起こる。
そんなときとるべき行動は微妙な葛藤の中にある。
出向している身としては親会社の利益に供するべきであるが
一方経営を任された以上子会社の便益にも奔走するべき立場でもある。

そしてやがて出る結果に鑑みて
今とった行動と発言が評価される。
子会社よりの立場をとった場合に
後に子会社がうまくいかなければ
きっと「あいつは情におぼれた」といわれ

親会社よりの立場を取れば
「所詮足掛けだったのさ」
といわれる。

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情をいれなきゃ
苦しい道は歩めないし
客観的じゃなければ
経営判断を誤るかもしれない

次ぎの取締役会では
株式譲渡の審議を
提案しなければならない

昼飯は一人で
食いたい気分だ
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VC

連続してVCと面会。
客先での打ち合わせもあったので、外人記者クラブで面会した。
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状況が状況なので多くを語れずだが、成功する投資案件はセンミツだと実感する。投資家と経営者は別の感覚なんだな。
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リーダーシップ

26日の読売新聞コラム編集手帳のリーダーシップの記事。

頂上の星と風船を握る手。ドイツのシューマッハの唱えた2類型だそうだ。頂上で輝く星は、カリスマ型。ツリー全体が星の輝きに依存する。風船は、ゆらゆらの風に揺れるにまかせているが、そのもとのひもはしっかりつかんで離さない。

わがベンチャーの創業者は星であったようだ。多少強引だが、夢を語り無理を承知で突き進んだ。M&Aしてからまかせた2代目は、かつて創業者を支えてきた。必然的に風船型になったのだろう。しかし、星に依存したものたちは、風船のようにゆれなかったようだ。寧ろ、空気が抜けて萎んでしまった。

再度、着任した社長は、星タイプ。経験値をベースに突き進む。今度は私が風船を持つ手になるのだろうか。。。。
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過渡期をenjoyする

社長に聞かれた。
「当社はなぜ負け組みになってしまったのかね?」

私はこう答える。
「それはどの企業にもある事業変化の過渡期をEnjoyできなかったからですよ」

この本=弁護士の仕事術には、「見方を変えればまったく違ったものになる」という項がある。要約すると、「海賊版の取り締まり関わる訴訟では、不正品を輸入する企業の立場に立てば、”大資本が弱小企業に不当な圧力をかけている”となるが、正規品のメーカーからみれば、”先行投資して作り上げた著作物の回収利益を、ただ乗りして権利を侵害している”と。

企業の転換期におこる過渡期の足踏みを、失敗としてみるか、Enjoyすべき試練として捉えるか。TOPは、失敗の責任者を探すPenaltyに走るのではなく、人材を育成する好機としてEnjoyする姿勢を持ってほしい。

どんなにうまくいった事業でも、いや、うまくいけばいくほど、競争者が出てきて価格競争や技術競争、サービス競争になり、同じところにとどまってはいられない。そして改良や改善にも限界があり、市場も飽和し、技術も陳腐化し、なによりもニーズが変われば、企業も変化していかざるを得ない。そして、この変化は魔法のようにドロロンといくわけがなく、必ず過渡期を経て新しい構造に転換していく。そこには、変化をきらったり、恐れたり、将来への不安から無意識にブレーキをかける力も働き、また、新しいことであれば必然的に、試行錯誤も伴う。そして踊り場で足踏みをするのである。

このとき。つまり、思ったように事業転換がはかれないとき、事業がうまくいかないとき、「過渡期をEnjoy」することができれば、事業構造の転換を図れるのだ。企業は人だ。人はねたみやっかみ、あるいは返り咲こうとするものだ。過渡期の踊り場では、こうした策略もよく起きる。そして、責任追及合戦になり、かつて冷や飯を食った人々が返り咲きを狙って、改革の改革を提案する。企業TOPも株主からのプレッシャーで、過渡期をEnjoyできず、失敗者にPenaltyを課し、再改革に同意してしまう。これが普通だろうとは思うが。
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